ジメジメ季節と東洋医学

公開日:2019/06/26 

更新日:2019/06/26

こんにちは

住吉鍼灸院です。

最近は梅雨入りをして、湿度が高くジメジメする日が続いていますね。

なんだか体がだるく感じることはありませんか?


今の季節は
身体がむくんだり胃腸の調子が悪くなりやすい時期でもあります。

それは、

余分な水分が原因かもしれません。

東洋医学では、
身体に悪い影響をあたえる余分な水分のことを

湿邪(しつじゃ)

といいます。


湿邪は
脾胃(胃腸)の機能に特に影響を及ぼし、

消化・吸収などの働きが弱まるため、

水分代謝が悪いのでむくみやすく、

食欲がなくなったり、身体がだるくなったり

栄養を吸収できないまま排泄されることによる

泥状便や下痢になろ安いと言われています。


そしてこの湿邪は


外的なもの(外湿)
内的なもの(内湿)


に分かれていて、

外湿は、
この季節特有のジメジメしていてどんよりした湿が体内に侵入してきたものをいい、


内湿は、
冷たい物や体を冷やすものをたくさん食べたりすることで発生する湿邪のことをいいいます。


ですので、
ただでさえ湿度も高いこの季節に
冷たいアイス等をたくさん食べると
湿邪がとても発生しやすい状態になるのです。

湿邪で弱った脾胃を回復させるには、
鍼灸で胃腸の氣を補いつつ、
お食事に気を付けることが大切です。
身体をあたためるしょうがやネギなどを、

消化に良いおかゆでいただくのもおすすめです。


是非みてくださいね。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事の監修者

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藤鬼 千子

住吉鍼灸院総院長

東洋鍼灸専門学校卒業後、2011年4月に住吉鍼灸院に入社し、9年間住吉鍼灸院院長として従事。
現在は総院長として妊娠を望むすべてのご夫婦に貢献している。

《資格》

はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師、不妊カウンセラー

《経歴》

東洋鍼灸専門学校 卒業
住吉鍼灸院 院長就任
住吉鍼灸院 総院長就任

《所属》

日本不妊カウンセリング学会会員

《SNS》

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