流産後、何ヶ月で妊娠した?妊活再開の目安と体験談ブログ

公開日:2026/01/01 

更新日:2026/01/01

流産後、何ヶ月で妊娠した?妊活再開の目安と体験談ブログについて解説します。流産という辛い経験の後、次の妊娠について考えるとき、多くの不安や疑問がよぎるものです。
妊活をいつから再開できるのか、医学的な目安を知りたいと思う一方で、他の人がどれくらいの期間で妊娠できたのか、実際の体験談を探している人も少なくありません。

このブログ記事では、医師が推奨する妊活再開のタイミングから、多くの人が経験した妊娠までの期間、そして次の妊娠に向けてできることまでを詳しく解説します。

目次

妊活再開はいつから?医師が推奨する目安は生理を1〜2回見送ってから

多くの医師は、流産後の妊活再開の目安として、自然な生理を1〜2回見送ることを推奨しています。
これは、身体的な回復を待つための期間で、具体的には流産から約1ヶ月〜3ヶ月後にあたります。

まず最初の生理が来るまでに4〜6週間かかることが多く、その後さらに1〜2回の月経周期を経ることで、子宮やホルモンバランスが妊娠前の状態に近づきます。
焦る気持ちもあるかもしれませんが、この期間は次の妊娠に万全の状態で臨むための大切な準備期間と捉えることが重要です。

なぜ流産後に一定期間を空ける必要があるの?

流産後に一定の期間を設けるのは、母体の心身が次の妊娠に向けて十分に回復するための時間です。
妊娠週数が7ヶ月や9ヶ月といった後期に近い場合だけでなく、初期の流産であっても体には大きな変化が起きています。
子宮内膜の回復やホルモンバランスの正常化には時間が必要であり、この回復を待たずに妊娠すると、母体への負担が大きくなる可能性があります。

また、精神的なダメージから回復する時間としても、この期間は非常に重要です。

子宮内膜が回復し、次の妊娠に備えるため

流産をすると、手術や自然排出によって子宮内膜が剥がれ落ち、ダメージを受けた状態になります。
子宮内膜は、受精卵が着床し、育っていくためのベッドのような役割を担う非常に重要な組織です。
この内膜が十分に厚く、機能的な状態に回復する前に妊娠してしまうと、受精卵がうまく着床できなかったり、着床しても維持が難しくなったりする可能性があります。

生理が1〜2回起こる過程で、古い内膜は排出され、新しく厚い内膜が作られるようになります。
この子宮の準備期間を確保することが、次の健やかな妊娠の土台となります。

ホルモンバランスの乱れを整えるため

妊娠すると、女性の体内では妊娠を維持するためにhCGホルモンやプロゲステロンなどの女性ホルモンが大量に分泌されます。
しかし、流産によって妊娠が中断されると、これらのホルモン分泌が急激に減少し、体は妊娠前の状態に戻ろうとします。
この急激な変化によってホルモンバランスは大きく乱れ、正常な月経周期が回復するまでに時間がかかることがあります。

基礎体温が不安定になったり、排卵がスムーズに起こらなかったりするのもこのためです。
生理が再開し、安定した周期に戻ることは、ホルモンバランスが整ってきたサインであり、体が次の妊娠を受け入れる準備ができたことを示します。

心と体の調子を整える時間を確保するため

流産は、身体的な負担だけでなく、精神的にも非常に大きな喪失感を伴う経験です。
悲しみ、罪悪感、不安といった感情を抱えるのは自然なことです。

こうした心の回復には、身体の回復と同じか、それ以上に時間が必要な場合があります。
「早く次の妊娠を」と焦る気持ちは、かえって自分自身を追い詰めてしまうことにもなりかねません。
パートナーと気持ちを分かち合ったり、自分の好きなことに時間を使ったりして、心身ともにリラックスできる時間を意識的に作ることが求められます。
しっかりと休息を取り、心と体の調子が整ってから前向きな気持ちで妊活を再開することが、結果的に良い方向へ進むための鍵となります。

「流産後は妊娠しやすい」は本当?医学的な見解を解説

流産後は妊娠しやすいという話を耳にすることがありますが、これには明確な医学的根拠があるわけではありません。
しかし、そう言われる背景にはいくつかの理由が考えられます。
一つは、流産後も排卵が正常に起これば、妊娠する機能自体は保たれているため、タイミングが合えば妊娠に至る可能性があることです。

また、子宮内が一度リセットされる状態になるため、という見方もあります。
ただし、体の回復が不十分な状態での妊娠はリスクも伴うため、この説を過信せず、まずは医師の推奨する期間を目安に体の回復を優先させましょう。

みんなは流産後、何ヶ月で妊娠した?体験談から見る期間の目安

流産を経験した後、次の妊娠までにどれくらいの期間を要するのかは、多くの方にとって関心事です。医学的な目安とは別に、実際の体験談を知ることで、今後の見通しを立てたり、安心感を得たりすることもあるでしょう。

もちろん、妊娠までの期間は一人ひとりの体の状態や年齢、精神的な状況によって大きく異なります。世界保健機関(WHO)は、流産後少なくとも6ヶ月の間隔を空けることを推奨しており、多くの医師も2~3ヶ月程の期間を空けてから妊活を始めることを推奨しています。

ここでは、体験談を元に、いくつかの期間の例を紹介します。自分と他人を比べる必要はありませんが、一つの参考として見ていきましょう。

最も多いのは「3ヶ月以内」に妊娠したケース

体験談の中で最も多く見られるのは、流産後、生理を1〜2回見送った後の妊活で「3ヶ月以内」に妊娠したというケースです。
これは、医師が推奨する妊活再開のタイミングと重なります。

体の回復が順調に進み、排卵周期が元に戻れば、比較的早い段階で妊娠する可能性は十分にあります。
特に、流産を経験するまでは妊娠に問題がなかった場合、体の機能が回復すれば再び妊娠しやすい状態に戻ると考えられます。
この早い段階での妊娠は、流産後の不安を抱える多くの人にとって大きな希望となり得ます。

「半年〜1年以内」に授かったという声も

すぐに妊娠しなくても、焦る必要はありません。
「半年から1年以内」に妊娠したという体験談も数多く存在します。

流産後の体の回復には個人差があり、ホルモンバランスが整うまでや、子宮内膜の状態が安定するまでに時間がかかることもあります。
また、精神的なショックから立ち直り、前向きな気持ちで妊活に取り組めるようになるまでに時間を要する人もいます。
体のリズムが戻るのを待ったり、心身のコンディションを整えたりする期間も含めると、半年から1年程度の期間がかかることは決して珍しいことではありません。

体の回復や年齢によって妊娠までの期間は人それぞれ

最終的に、流産後に妊娠するまでの期間は、その人の体の回復スピード、年齢、流産時の週数や処置の方法、元々の体質など、さまざまな要因に左右されます。
例えば、年齢が高くなると一般的に妊娠率は低下する傾向にありますし、流産手術による子宮への負担が大きかった場合は、回復により多くの時間が必要になるかもしれません。

大切なのは、他の人の体験談はあくまで一例と捉え、比較して一喜一憂しないことです。
自分の体の声に耳を傾け、パートナーと協力しながら、自分たちのペースで妊活を進めていく姿勢が求められます。

次の妊娠に向けて今からできる4つのこと

流産後の待機期間は、ただ時間が過ぎるのを待つだけでなく、次の妊娠に向けて心と体を整えるための貴重な準備期間と捉えることができます。
焦りや不安を感じる中で、何か前向きに取り組めることがあると、気持ちも落ち着きやすくなります。

ここでは、次の妊娠という目標に向けて、今日からでも始められる具体的な4つのアクションを紹介します。
これらは、妊娠しやすい体づくりと、健やかなマタニティライフの基盤を作る上で役立つでしょう。

バランスの良い食事で栄養をしっかり摂る

妊娠しやすい体づくりの基本は、日々の食事から必要な栄養素をバランス良く摂取することです。
特に、細胞の生成を助け、胎児の神経管閉鎖障害のリスクを低減する「葉酸」は、妊活中から積極的に摂りたい栄養素です。

また、血液の材料となり、子宮内膜を厚くするのに役立つ「鉄分」や、ホルモンの原料となる「タンパク質」、血行を促進する「ビタミンE」なども意識して食事に取り入れましょう。
特定のサプリメントに頼るだけでなく、野菜や果物、肉、魚、大豆製品など、多様な食材を組み合わせた食事を心がけ、体を冷やす食べ物を避けて温かいものを中心に摂ることもおすすめです。

基礎体温を記録して体のリズムを把握する

流産後はホルモンバランスが乱れやすく、月経周期が不規則になることがあります。
基礎体温を毎日記録することで、自分の体のリズムがどのように回復しているかを客観的に把握できます。

基礎体温のグラフからは、排卵がきちんと起こっているか、黄体ホルモンが十分に分泌されているか(高温期が安定しているか)などを読み取ることが可能です。
排卵日を予測し、妊娠の可能性が高いタイミングを知る上で非常に有効な手段であり、妊活再開の時期を見極めるための重要な指標にもなります。
もし周期の乱れが続くようであれば、その記録を持って産婦人科を受診する際にも役立ちます。

禁煙や飲酒を控え、生活習慣を見直す

健康的な生活習慣は、妊娠しやすい体づくりのために不可欠です。
喫煙は血流を悪化させ、卵子の質を低下させる可能性が指摘されており、男女ともに妊娠率を下げる要因となります。
過度な飲酒もホルモンバランスに影響を与えるため、控えるのが賢明です。

また、質の良い睡眠を十分に取ることは、ホルモンの分泌を整え、体の回復を促します。
ウォーキングなどの適度な運動は、血行を促進し、ストレス解消にも効果的です。
日々の生活習慣を見直し、体全体のコンディションを良好に保つことが、次の妊娠への近道となります。

パートナーと気持ちを共有し、ストレスを溜めない

流産の経験は、カップル双方にとって辛い出来事です。
悲しみの感じ方や表し方は人それぞれであり、その違いからすれ違いが生じることも少なくありません。
一人で悲しみを抱え込まず、パートナーと今の気持ちについて正直に話し合う時間を持つことが、心の回復と二人の絆を深める上で非常に重要です。

妊活は一人で行うものではなく、パートナーとの協力が不可欠。
お互いの不安や希望を共有し、支え合うことで、ストレスを軽減し、前向きな気持ちで次のステップに進むことができます。
必要であれば、専門のカウンセリングを受けることも選択肢の一つです。

流産後の妊活で注意すべきこと

流産後の妊活を再開するにあたり、前向きな気持ちを持つことは素晴らしいですが、いくつか注意すべき点も存在します。
体のサインを見逃さず、慎重に進めることが、次の健やかな妊娠のためには不可欠です。
特に、体の回復が思うように進まない場合や、焦りから無理をしてしまうことは避けなければなりません。

ここでは、自己判断で進める前に知っておきたい注意点や、医療機関への相談が必要なケースについて具体的に解説します。

生理がなかなか再開しない場合は産婦人科へ相談を

流産後の生理は、一般的に4〜6週間ほどで再開することが多いとされています。
しかし、この期間を大幅に過ぎても生理が来ない場合は、一度産婦人科で診察を受けることをおすすめします。

生理が再開しない原因としては、ホルモンバランスの乱れが続いていることや、稀に流産手術の影響で子宮内膜に癒着が起きている(アッシャーマン症候群)可能性などが考えられます。
不安な気持ちのまま待ち続けるよりも、専門医に相談して原因を調べ、必要であれば適切な治療を受けることで、安心して次のステップに進むことができます。

焦って生理を待たずに妊娠した場合のリスク

生理の再開を待たずに妊娠した場合、いくつかのリスクが考えられます。
まず、子宮内膜が十分に回復していない状態で着床すると、絨毛がうまく根を張れず、再び流産に至る可能性が高まることが指摘されています。

また、流産直後は排卵日が不規則になりがちなため、妊娠しても正確な排卵日が特定できず、出産予定日の算出が困難になることがあります。これにより、妊娠初期の胎児の成長評価や、適切な週数での出生前診断などが難しくなる場合もあります。母体の安全と、次の妊娠を健やかに経過させるためにも、焦らずに体の準備が整うのを待つことが賢明です。

流産後の妊娠に関するよくある質問

流産を経験した後、次の妊娠に向けては多くの疑問や不安がつきものです。
ここでは、多くの人が抱くであろう共通の質問に対して、Q&A形式で簡潔に回答します。

医学的な確率の話から、専門家への相談の必要性まで、気になるポイントをまとめました。
これらの回答が、皆さんの不安を少しでも和らげる一助となれば幸いです。

Q. 流産後、次の妊娠でまた流産する確率は上がりますか?

基本的には上がりません。
初期流産の多くは胎児の染色体異常が原因で、これは偶然起こるものです。
そのため、一度の流産が次の妊娠の流産リスクを直接的に高めることはないとされています。

ただし、流産を2回以上繰り返す場合は、不育症の可能性も考えられるため、医師への相談が推奨されます。

Q. 妊活再開のタイミングについて、医師に相談した方が良いですか?

はい、相談することをおすすめします。
体の回復状態には個人差があるため、一般的な目安だけでなく、超音波検査などで子宮や卵巣の状態を直接確認してもらうのが最も確実です。

医師から個別の状況に合わせた最適なタイミングについてアドバイスをもらうことで、安心して妊活を再開できます。

Q. 2回以上流産を繰り返した場合、不育症の検査は必要ですか?

検査を検討することをおすすめします。
2回以上連続して流産を経験することを「反復流産」と呼び、不育症の可能性があります。

不育症の原因は様々ですが、検査によって原因が特定できれば、適切な治療を行うことで次の妊娠の継続率を高められる場合があります。専門の医療機関で相談してみましょう。

まとめ:焦らず自分のペースで次の妊娠に備えましょう

流産後の妊活再開は、医学的な目安として生理を1〜2回見送ることが推奨されています。
これは、子宮やホルモンバランスが回復し、次の妊娠に向けて体が準備を整えるための期間です。
しかし、体験談が示すように、実際に妊娠するまでの期間は3ヶ月以内から1年以上と人それぞれで、決まった答えはありません。

大切なのは、他人のケースと比較して焦るのではなく、自分の心と体の回復を最優先に考えることです。
バランスの取れた食事や生活習慣の見直し、パートナーとの対話を通じて、自分たちのペースで心身ともに健やかな状態を整えていくことが、未来につながる一歩となります。

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この記事の監修者

監修者の写真

藤鬼 千子

住吉鍼灸院総院長

東洋鍼灸専門学校卒業後、2011年4月に住吉鍼灸院に入社し、9年間住吉鍼灸院院長として従事。
現在は総院長として妊娠を望むすべてのご夫婦に貢献している。

《資格》

はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師、不妊カウンセラー

《経歴》

東洋鍼灸専門学校 卒業
住吉鍼灸院 院長就任
住吉鍼灸院 総院長就任

《所属》

日本不妊カウンセリング学会会員

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