【鍼灸症例】二人目不妊 冷え 不眠 改善実績(30代 女性)】

公開日:2020/01/11 

更新日:2020/01/28

症例報告59

 

【患者像】
36歳 女性 パート

 

 

【来院】
2019.10

 

 

【症状と来院理由】
主訴二人目不妊

クリニックでの検査は一通り受けて問題なし、クリニックでタイミング療法を5ヶ月行なったが、陽性反応はなし。人工授精・体外受精のステップアップは考えておらず、仕事と家事と子育てでの疲労感、不眠(入眠困難・途中覚醒)、デスクワークでの腰痛、眼精疲労など妊娠に向けてまずは体質改善を根本的にしたいという思いでご来院。

 

 

【治療経過と内容】
治療方針足の冷え・むくみ、自律神経の調整、骨格の歪みの調整

治療経過初診が排卵前で低温期だったため、下腹部を温石で温めて卵巣への血流を促した。また自律神経を調整してリラックスできるようにツボをとって施術をした。初診では自宅ケアで足湯をお伝えした。2診目は自律神経の調整で頭部の手技療法を行い、3診目には寝つきが良くなったと。D15で排卵チェッカーが陽性になりタイミングを合わせ、4診目では活法整体で骨盤の調整を行い、5診目では頚肩周りの緊張を緩和させるためオイルトリートメント行った。はじめて高温期が14日継続した。そして6診目に妊娠報告を受けた。現在6週。

 

 

【同時に治療した症状】
冷え、不眠

 

 

【使用した主なツボ、手技など】
太渓・三陰交・関元・中脘・大巨・翳風・印堂・百会
手技療法・棒灸治療・活法整体・オイルトリートメント

 

 

【考察・まとめ】
当院で治療をしてその周期で妊娠されました。排卵前後に合わせて治療を行い、自律神経の調整を中心にしたことで睡眠の質が改善されました。自宅ケアでお伝えした足湯を欠かさず行なってくださり冷えも改善されました。高速の妊娠報告は驚きと同時に嬉しさも大きかったです。睡眠の質と冷えがが改善されたこと、自宅ケアで足湯をコツコツやっていただいたことが妊娠に繋がったと思います。

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この記事の監修者

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藤鬼 千子

住吉鍼灸院総院長

東洋鍼灸専門学校卒業後、2011年4月に住吉鍼灸院に入社し、9年間住吉鍼灸院院長として従事。
現在は総院長として妊娠を望むすべてのご夫婦に貢献している。

《資格》

はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師、不妊カウンセラー

《経歴》

東洋鍼灸専門学校 卒業
住吉鍼灸院 院長就任
住吉鍼灸院 総院長就任

《所属》

日本不妊カウンセリング学会会員

《SNS》

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