エストロゲンを増やすツボ5選!場所と押し方を症状別に解説

公開日:2026/01/01 

更新日:2026/01/01

エストロゲンを増やすツボ5選!場所と押し方を症状別に解説します。

女性ホルモンの一種であるエストロゲンの減少は、心身にさまざまな不調を引き起こすことがあります。
この記事では、薬に頼らずセルフケアで不調を和らげたい方に向けて、エストロゲンを増やすサポートが期待できるツボとその押し方を紹介します。

症状別に適したツボを知り、日々のケアに取り入れることで、ホルモンバランスを整えるための一つの方法として活用できます。

目次

そもそも女性ホルモン(エストロゲン)の減少で起こる不調とは?

女性ホルモンであるエストロゲンは、40代以降の更年期に急激に減少するだけでなく、20代や30代でもストレスや不規則な生活によってバランスが乱れることがあります。
エストロゲンが減少すると、自律神経の乱れからほてりやのぼせ、イライラ、気分の落ち込みといった症状が現れます。

また、生理不順やPMS(月経前症候群)の悪化、肌の乾燥やたるみ、冷え性、不妊など、その影響は心身の広範囲に及びます。

【症状別】エストロゲンを増やすサポートが期待できるツボ5選

女性ホルモンのバランスを整えるためには、セルフケアとしてツボ押しを取り入れるのも一つの方法です。
ツボを刺激することで血行が促進され、自律神経の働きが整いやすくなります。

ここで紹介する5つのツボは、更年期症状や生理痛、精神的な不調など、さまざまな悩みに対応するものです。
ただし、ツボ押しはあくまで症状緩和のサポートであり、根本的な治療ではないため、症状が重い場合は専門医に相談してください。

①【更年期のほてり・のぼせに】万能のツボ「湧泉(ゆうせん)」

湧泉は、足裏の土踏まずのやや上、足の指を曲げたときに最もへこむ部分に位置します。
「生命力が湧き出る泉」という意味を持ち、全身の血行を促進してエネルギーを補う効果が期待されるツボです。
特に、下半身は冷えているのに顔や上半身はのぼせる「冷えのぼせ」の改善に役立ちます。

両手の親指を重ねて、心地よい痛みを感じる程度の強さでゆっくりと押し込むマッサージを試してみてください。
息を吐きながら3〜5秒かけて押し、息を吸いながらゆっくりと力を抜く動作を数回繰り返します。

②【生理痛やPMSに】婦人科系の不調に効く「三陰交(さんいんこう)」

三陰交は、内くるぶしの一番高いところから、自分の指幅で4本分ほど上に上がった骨のすぐ後ろのくぼみにあります。
婦人の三里」とも呼ばれるほど、女性特有の症状に効果的なツボとして知られています。

このツボは、女性ホルモンのバランスを整える働きをサポートし、生理痛や生理不順、PMS、更年期障害、冷え性といった婦人科系の不調全般の緩和に役立ちます。
親指で優しく押したり、円を描くように刺激したり、温かいお灸で刺激するのもおすすめです。

③【イライラ・気分の落ち込みに】精神を安定させる「内関(ないかん)」

内関は、手のひら側の手首にある横じわの中央から、指3本分ほど肘に向かった腕の中心に位置します。
このツボは自律神経のバランスを整え、精神を安定させる効果が期待できるため、ストレスによるイライラや不安感、気分の落ち込み、不眠などの症状を和らげるのに役立ちます。

親指の腹を使って、心地よい圧をかけながらゆっくりと刺激しましょう。
深い呼吸を意識しながら行うことで、リラックス効果が高まります。
適度な運動やヨガと組み合わせることで、心身のバランスをより整えやすくなります。

④【妊活・冷え性改善に】元気と血の巡りをサポートする「関元(かんげん)」

関元は、おへその真下から自分の指幅で4本分ほど下がった場所にあります。
東洋医学では「丹田」とも呼ばれ、生命エネルギーである「気」が集まる重要なツボとされています。

このツボを刺激することで、下腹部が温められて全身の血行が促進され、冷え性の改善や体力の増強につながります。
特に、子宮や卵巣の機能をサポートする働きが期待されるため、妊活中の方や生理不順に悩む方におすすめです。
指で優しく押すほか、カイロや蒸しタオルで温めるのも効果的です。

⑤【バストアップ・美肌に】胸の中心にある「膻中(だんちゅう)」

膻中は、胸の真ん中、左右の乳頭を結んだ線の中心に位置します。
このツボは血流やリンパの流れを改善し、バストのハリ感を高める効果が期待できるとされています。

また、胸の中心にあることから、ストレスや不安で胸が詰まるような感覚があるときに刺激すると、気の巡りが良くなり呼吸が深くなってリラックスできます。
両手の中指を重ねて、息を吐きながらゆっくりと5秒ほど押し、吸いながら緩めるという動作を繰り返してみてください。

自宅でできる!ツボ押しの効果を高める3つの基本ポイント

ツボ押しはただ押すだけでなく、いくつかのポイントを押さえることでその効果をより高めることができます。
特別な道具は必要なく、自宅で手軽に実践できる基本的なコツを知っておくことが大切です。

これから紹介する3つのポイントを意識して、日々のセルフケアに取り入れてみましょう。
正しい方法を実践することで、心身のリラックスを促し、不調の緩和をより効果的にサポートします。

ポイント①:押す強さは「イタ気持ちいい」と感じる程度

ツボを押す際の強さは、ただ強く押せば良いというものではありません。
最も効果的なのは、「痛いけれど気持ちいい」と感じる程度の圧です。

強すぎる刺激は、筋肉や神経を傷つけたり、防御反応で体が緊張してしまったりする可能性があります。
逆に弱すぎると、十分な刺激が伝わりません。
親指の腹などを使って、ゆっくりと圧を加え、自分が心地よいと感じるポイントを探しながら刺激することが重要です。
もし強い痛みを感じる場合は、無理に押さずに力を弱めてください。

ポイント②:深い呼吸を意識しながらゆっくり刺激する

ツボ押しを行う際は、呼吸を止めずに、深くゆっくりとした呼吸を意識することが大切です。
息をゆっくりと吐きながらツボを押し、息を吸いながら力を緩めるというリズムで行うと、副交感神経が優位になり、心身がリラックスしやすくなります。

このリラックス状態が、ツボ押しの効果を高めることにつながります。
特に、精神的な不調にアプローチするツボを押す際は、呼吸に集中することで、自律神経のバランスを整える効果がより期待できるでしょう。

ポイント③:体が温まっている入浴後や就寝前がおすすめ

ツボ押しを行うタイミングは、体が温まってリラックスしているときが最適です。
特におすすめなのが、血行が良くなっている入浴後や、心身を落ち着かせたい就寝前です。
体が温まっていると筋肉の緊張がほぐれ、ツボの刺激が伝わりやすくなります。

また、就寝前に行うことで、一日の疲れを癒し、リラックス効果によって質の高い睡眠へとつながることも期待できます。
毎日決まった時間に行うことで、セルフケアが習慣化しやすくなるという利点もあります。

ツボ押しと合わせて実践したい!エストロゲンを増やす生活習慣

ツボ押しは女性ホルモンのバランスを整える有効なセルフケアの一つですが、その効果を最大限に引き出すためには、日々の生活習慣を見直すことが不可欠です。
食事、睡眠、運動といった基本的な生活習慣が土台となって、ホルモンバランスは維持されています。

ツボ押しによる外部からのアプローチと、生活習慣の改善による内部からのアプローチを組み合わせることで、相乗効果が期待でき、より健やかな心身を育むことが可能です。

大豆製品などバランスの取れた食生活を意識する

エストロゲンの働きをサポートするためには、バランスの取れた食事が基本です。
特に、大豆製品に含まれる大豆イソフラボンは、体内でエストロゲンと似た働きをすることが知られています。
豆腐、納豆、豆乳、味噌などを日常的に食事に取り入れるのがおすすめです。

また、ホルモンの生成には、ビタミンB6(マグロ、カツオなど)、血行を促進するビタミンE(ナッツ類、アボカドなど)、良質なタンパク質(肉、魚、卵)も欠かせません。
特定の食品に偏らず、多様な食材を摂ることを心がけましょう。

質の高い睡眠を確保してホルモンバランスを整える

睡眠は、ホルモンバランスを整える上で非常に重要な役割を果たします。
睡眠中に分泌される成長ホルモンなどが、体の修復やホルモン分泌の調整を行っています。

睡眠不足や質の低い睡眠は、自律神経の乱れを引き起こし、ホルモンバランスを崩す直接的な原因となります。
質の高い睡眠を確保するためには、就寝前にスマートフォンやパソコンの使用を控える、寝室の温度や湿度を快適に保つ、カフェインの摂取を避けるといった工夫が有効です。
毎日同じ時間に就寝・起床することも体内リズムを整えるのに役立ちます。

適度な運動や趣味でストレスを上手に解消する

過度なストレスは、自律神経の働きを乱し、ホルモン分泌をコントロールする脳の視床下部に悪影響を与えます。
その結果、エストロゲンの分泌が減少し、ホルモンバランスが崩れる原因となります。

ストレスを上手に解消するためには、ウォーキングやストレッチ、ヨガといった適度な運動が効果的です。
運動は血行を促進し、気分をリフレッシュさせる効果もあります。
また、音楽を聴く、読書をする、友人と話すなど、自分が心からリラックスできる趣味の時間を持つことも、ストレス管理において重要です。

エストロゲンを増やすツボに関するよくある質問

エストロゲンを増やすサポートが期待できるツボ押しについて、多くの方が疑問に思う点があります。
ここでは、ツボ押しの効果を実感できるまでの期間や、実践する上での注意点、痛みを感じた際の対処法など、よくある質問にお答えします。

正しい知識を持つことで、より安全かつ効果的にセルフケアを続けることができます。
疑問点を解消し、安心して日々の健康管理に役立ててください。

Q1. ツボ押しはどのくらいの期間で効果を実感できますか?

ツボ押しの効果を実感するまでの期間には個人差があります。ツボ押しは、体質を少しずつ整えていくセルフケアとして継続することで、変化を感じることが期待できます。数日で変化を感じる人もいれば、数週間から数ヶ月かかる場合もあります。

大切なのは毎日コツコツと継続することです。

Q2. ツボを押しすぎてはいけないタイミングや注意点はありますか?

食後すぐや飲酒後、発熱時、妊娠中(特に三陰交など子宮の収縮を促す可能性のあるツボ)、怪我や炎症がある部位への刺激は避けてください。

また、過度な刺激は体に負担をかけることがあるため、1回の刺激は3〜5秒程度に留め、一箇所を長時間押し続けないように注意しましょう。

Q3. ツボを押すと痛みを感じるのですが、問題ないでしょうか?

イタ気持ちいい」と感じる程度の痛みであれば、滞っていた血行が促進されているサインであり、問題ありません。
しかし、我慢できないほどの強い痛みや、しびれるような不快感がある場合は、体の不調のサインかもしれません。

その場合はすぐに中止し、痛みが続くようであれば専門家に相談してください。

まとめ

女性ホルモンのバランスを整えるためのセルフケアとして、症状に応じたツボを刺激することは有効な手段の一つです。
今回紹介した湧泉や三陰交などのツボは、更年期症状、生理痛、精神的な不調といったさまざまな悩みの緩和をサポートします。

ツボ押しは、「イタ気持ちいい」強さで、リラックスしながら行うことがポイントです。
さらに、バランスの取れた食事や質の良い睡眠、ストレス管理といった生活習慣の改善と組み合わせることで、より効果的に心身の調子を整えることが期待できます。

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この記事の監修者

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藤鬼 千子

住吉鍼灸院総院長

東洋鍼灸専門学校卒業後、2011年4月に住吉鍼灸院に入社し、9年間住吉鍼灸院院長として従事。
現在は総院長として妊娠を望むすべてのご夫婦に貢献している。

《資格》

はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師、不妊カウンセラー

《経歴》

東洋鍼灸専門学校 卒業
住吉鍼灸院 院長就任
住吉鍼灸院 総院長就任

《所属》

日本不妊カウンセリング学会会員

《SNS》

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