ストレスとホルモン

2015/12/09

卵子を老化させる因子

其の四、

 

【精神的ストレス】

 

妊活ってストレスフルな
ものだと思いませんか?

 

お仕事との両立、
金銭的な問題、
夫婦間の問題などなど

ひとりで解決するのが
難しいことが多いので
皆さん何かしら
ストレスを感じながら
妊活をされています

 

でもそれって、
妊娠を遠ざけているのです!

 

毎月1個の卵子を
一人前に育てあげ、
排卵をさせるという仕事は、

脳の視床下部〜脳下垂体〜卵巣

という3つの器官の
連携プレーによって
行われているのですが、

ストレスの影響をとても
受けやすいと言われています

 

それは妊娠に関わる

「生殖ホルモン」

老化予防に重要な

「成長ホルモン」

分泌指令をおこなっているところと、

 

生命活動の維持や
自律神経系といった
ヒトが生きるために必要な機能を
支配しているところが

どちらも視床下部というところで
おこなわれているからなんです

 

そして視床下部は
命を保つために重要な指令を
優先的におこなうので、

命に関与しない
生殖ホルモンなどの指令は
後回しにするのです

 

だから視床下部が
ストレス対応に追われていると
ホルモンの仕事まで手が回らなくなり、

排卵が起きなくなったり、
不正出血が起きたりなど

ホルモンバランスが
乱れている状態になってしまうのです

 

 

ストレスフリーな
ことってありません

 

みんな何かしらストレスを
抱えながら生きています

 

その中でも
プラスのことに目を向けて
前向きに生活していると
カラダはリラックスし
良いことがおきると思いませんか^^

 

 

来週もまた
住吉鍼灸院の出来事を
載せていきますね。

最後までお読み頂き、
ありがとうございます。

鍼灸師 藤鬼千子