こんにちは
東京都江東区にある不妊専門鍼灸院
住吉鍼灸院です。
最近、いろんなところで耳にするファスティング。
皆さんはファスティングをされたことはありますでしょうか?
当院でも毎週ファスティングセミナーを実施するほど、凄くおすすめです。
今回は、ファスティングで得られる効果だけではなくメリット・デメリットもお伝えをしていきます。
ファスティングのメリットとは
ファスティングのメリット(効果)をお伝えします。
ファスティングをすることで腸がきれいになるので様々な効果が表れます。
*内臓が休まり内臓が本来の働きが出来るようになり胃腸が軽くなる
*溜まった毒素が排泄され便通が改善する
*味覚が敏感になり食生活の改善もできる
*腸内環境は脳や感情にまで深く関わっていて、自律神経のバランスが整い疲労感もなくなりやすい
*細胞が活性化することで肌がきれいになる、免疫力が上がる
*細胞が活性化することで卵子や精子の質が良くなり妊娠体質になりやすい
反対にデメリットもあります。
ファスティング中は固形物をとらないのでエネルギーがなくなりやすいです。
そのため、筋肉量の低下や一時的な頭痛、めまい、冷えが出ることがあります。
腸のセルフチェックをしてみましょう。
まずはご自身の腸の状態セルフチェックをしましょう!
1 規則正しく排便がある
2 食事は腹八分目にしている
3 便の色は茶色だ
4 おならのにおいが殆ど或いは全くない
5 毎日決まった時間に食事をしている
6 野菜を毎日の食事の中で多く摂っている
7 脂っこいものを控えている
8 水を1.5〜2リットル毎日飲んでいる
9 お酒は殆ど飲まない
10 平熱が36.5度以上ある
11 アレルギー症状が無い、気にならない程度である
12 ストレスを感じることが少ない
13 定期的に運動をしている
14 良質な睡眠を取れている
15 腸に良いと言われる食品やサプリメントを意識的に摂っている
〜結果発表〜
・15個:完璧な腸美人 安定した腸内フローラ
・14〜10個:腸美人 食生活や生活習慣で黄色信号になりやすい、腸美人
・9〜5個:黄色信号腸美人 少しずつ不調がでてきているかも
・〜4個:赤信号腸美人 腸内細菌たちが悲鳴をあげている
皆さまはいくつ当てはまりましたか?
10個未満の方はファスティングをお勧めします!
当院のファスティング方法とは
当院では、特に妊活をされている方へファスティングの提案をしております。
「卵の質を高めたい」「内膜を厚くしたい」「ホルモンバランスを整えたい」という方はとても効果的ですし、おススメです。
冒頭にもお話しましたが、当院は毎週オンラインでファスティングセミナーを開催しております。
ファスティングは急に始めると危険が伴いますので準備期という期間が必要です。
当院でおすすめしているファスティングは各期のタイミングでどんな事をしているのかご紹介致します。
1、準備期
(ファスティング開始から1日~2日目)
和食中心の3食を食べます。
一食腹5分、もう一度同じ分食べられる量です。
※水2ℓは必須です。
2、断食期
(ファスティング開始から3日~5日目)
当院では、ミネラルソリュージョン、ハワイアンノニ、ドリアン、百寿という4種類のドリンクを推奨しています。
この4種類のドリンクを摂取していただきます。
※水2ℓは必須です。
※お腹が空いたときに具なしの味噌汁は飲ん頂いても大丈夫です。
★このタイミングで普段の食事が乱れている方は特に好転反応といわれる、頭痛や冷え、めまいなどの症状が出やすいです。はちみつや梅干しの身の部分などを摂っても問題ありません。
冷えるときは足湯なども効果的です。
3、回復期
(ファスティング開始から6日~7日目)
6日目の朝のみ、梅流しを行います。
梅流しは梅のクエン酸と昆布の粘りが洗剤の役割をして、大根の食物繊維がブラシの役割をして、腸内を磨いてくれるのです。
それにより、腸内の宿便をキレイにする効果があります。
(ファスティング開始から6日昼~7日目夜)
消化に良い食事を摂取します。3食食べて構いませんがいきなりお肉や魚などの固形物を摂ると胃がビックリしてしまいますのでこの期間は野菜スープや蒸し野菜など胃にやさしいものを摂りましょう。
※水2ℓは必須です。
・おすすめの食材
おすすめの食材は胃腸に負担がかからない食べ物です。
お米や生野菜、豆類などは良いとされていますが、プラスアルファで断食(ファスティング)中は酵素のドリンクがおすすめです。
また、出来るだけ固形物の摂取を避けて行うと効果を感じることが出来るでしょう。
・避けた方が良い食材
主に胃腸に負担がかかる食べ物です。
例えば、
・スパイスや唐辛子などの香辛料
・アルコール、コーヒー
・蓮根やごぼうなどの食物繊維が多い野菜
・揚げ物
・脂質の多いお肉
などは避けた方が良い食材です。
・梅流しのやり方
用意するもの:大量の水、大根1本、昆布、梅干し、味噌
やり方:前の晩から大量の水に昆布と食べやすい大きさにカットした大根を煮ておく。
①まず白湯を飲みます
②大根をゆでた汁に梅を潰して1杯飲みます
③②の中に大根を入れて食べます
④②と③を繰り返します
ポイントはなるべくゆっくり食べることです。
大体30分くらいで便意を催しますが、正確に時間が読めない為、朝早く起きて行うのがオススメです!
妊活にファスティングがいい理由
①成長ホルモンの分泌が起こる
胃と小腸がスカスカになることで胃からグレリン、小腸からモチリンが出ます。
その結果、食欲を司る脳の視床下部に働いて、食欲が増進します。
子供たちが成長するには欠かせないホルモンですが、大人にも必要なのです!
成長ホルモンの働きとして以下のものがあります。
*骨や筋肉の代謝
*皮膚粘膜の入れ替わり
*糖、脂質、たんぱく質の代謝
*精神状態の安定
*生殖機能を正常に保つ
成長ホルモンは体の成長に必要不可欠ですが、が分泌されることで身体を作っていくわけですが、妊活においては重要な生殖機能を正常に保つ働きや、精神状態の安定を保つ働きがあります。
②サーチュイン遺伝子、オートファジー活性
サーチュイン遺伝子は断食開始後12時間で発動します。別名、長寿遺伝子または長生き遺伝子、抗老化遺伝子とも呼ばれ、その活性化により生物の寿命が延びるとされています。
この遺伝子が活性化することで、細胞内でエネルギー源となるミトコンドリアが増えます。
それにより、細胞内の異常なたんぱく質や古くなったミトコンドリアが除去されて、新しく細胞が生まれ変わるオートファジーが活性化します。
このオートファジーは自食作用という意味があり、断食開始後24時間で活性化するといわれています。
このミトコンドリアが卵の質にも大きく影響をしています。
卵の老化を遅らせることができるのです。
③脂肪細胞の燃焼
断食開始後3日目には脂肪細胞の燃焼がおこり、アディポネクチンが分泌され、血管の大掃除が行われます。
また脂肪細胞が燃焼すると、脂肪毒の排泄やケトン体体質になるといったことがおこります。
ケトン体体質になると筋肉や脂肪細胞からエネルギーを利用するので脂肪細胞が減ると言われています。
他にも、活性酸素の除去、細胞の修復、シミやシワの防止、動脈硬化や糖尿病の予防、さらには認知症、難聴などの予防などにも効果があるとされます。
断食(ファスティング)のメリットまとめ
断食(ファスティング)を行う目的は様々ありますが、ファスティングを行うことで腸内環境が改善され、身体だけではなく精神的にも安定させることができます。
メリットは多いですが、それに伴う好転反応も出てきますので行う際は専門家に頼って頂くと良いでしょう。
断食(ファスティング)が気になる方は是非、当院までご相談下さいませ。
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ただいま、たくさんのご予約をいただいており新規ご予約が取りにくい状況でございます。急性症状でお困りの方は一度お電話でご相談ください。
また施術を受ける前のご相談を公式LINEにて承っておりますので、こちらもどうぞご利用ください。
【監修】
住吉鍼灸院 院長 藤鬼 千子
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
2011年国家資格はり灸師、あん摩マッサージ指圧師免許取得。 2011年住吉鍼灸院入社。 2017年不妊カウンセリング学会認定、不妊カウンセラー。
施術歴13年