【鍼灸症例】二人目不妊 不眠 首の歪み 改善実績(40代 女性)】

公開日:2020/10/03 

更新日:2020/09/06

症例報告77

 

【患者像】
40歳 女性 主婦

 

 

【来院】
2020.5

 

 

【症状と来院理由】
主訴不妊(第二子)

第一子を自然妊娠し、第二子を希望するも2度の流産を経験。妊活がうまくいかないため、クリニックに通院。採卵結果が良くなく、助成金を使い終わったら妊活をやめようと思っていたが諦められないという想いで、当院へ来院。

子宮筋腫と内膜症あり。AMH 0.8 FSH 20 で採卵に苦戦。

不眠、偏頭痛もあり。

 

 

【治療経過と内容】
治療方針質の良い採卵ができることを第一に考え、腹部瘀血反応や偏頭痛も伴うことから血液循環を良くするよう施術した。
AMHが低いことから卵の質を求めて、抗酸化サプリも併用した。

治療経過鍼を始めて初めての採卵で胚盤胞凍結卵が2つできた。ともにグレードA。翌周期も採卵を行い、このときもグレードAの胚盤胞凍結卵が1つできた。
今まで採れてもグレードCの受精卵や空胞などの採卵結果しかなかったが、全てグレードAの採卵ができるようになった。

また不眠も改善され、偏頭痛も頻度が減った。

 

 

【同時に治療した症状】
不眠、首の歪み

 

 

【使用した主なツボ、手技など】
三陰交、大巨、子宮、百会、天柱
オイルトリートメント

 

 

【考察・まとめ】
血流を良くすることで卵に栄養を送ることができ、抗酸化のサプリも併用して採卵に臨んだことが結果を生んだと振り返っています。これから移植に向けての周期になりますので、着床環境を整えて妊娠成立を目指します。

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この記事の監修者

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藤鬼 千子

住吉鍼灸院総院長

東洋鍼灸専門学校卒業後、2011年4月に住吉鍼灸院に入社し、9年間住吉鍼灸院院長として従事。
現在は総院長として妊娠を望むすべてのご夫婦に貢献している。

《資格》

はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師、不妊カウンセラー

《経歴》

東洋鍼灸専門学校 卒業
住吉鍼灸院 院長就任
住吉鍼灸院 総院長就任

《所属》

日本不妊カウンセリング学会会員

《SNS》

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