【鍼灸症例】チョコレート嚢胞 不妊治療 改善実績(30代 女性)

公開日:2017/09/21 

更新日:2017/09/22

症例報告16

 

 

【患者像】
Nさん 30代 女性

 

 

【来院】
 2016.8.1 

 

 

【症状】
主訴:不妊治療
H27.9月に卵巣の腫れを訴え、病院を受診し、チョコレート嚢胞と診断。
元々、婦人科の問題はないと思っており、何が悪いのか原因が不明で不安を抱えている中で当院に来院。
その後の術後ではあまり薬の服用はしたくない意向でもあり、妊娠に向けての体質改善からスタート。症状としては代謝が悪く、幼少期から便秘が酷く、めまいや肩こり、頭痛など自律神経の乱れを訴えて鍼灸治療を希望してのご来院。

 

 

【治療経過と内容】
治療方針
身体の緊張や骨格の歪みを改善するために、血流改善・筋肉の緊張緩和を目的に施術を行い、自律神経の過緊張が緩和してから骨格の歪みを整えるようにして、身体の不調が緩和していきながら睡眠の質が良好になり、体温の上昇が認められた。
初診日から半年で陽性反応を確認。その後は心拍も確認出来て、安定期まで身体のメンテナンスをしていきます。

 

 

【同時に治療した症状】
自律神経の乱れ、、首肩こり、頭痛、めまい

 

 

【使用した主なツボ】
太谿、足三里、三陰交

 

 

【考察】
今回はクリニックの未受診でお身体の症状を改善していきながら、周期治療をしてタイミングを取りながらの治療でした。初診から3ヶ月が過ぎたときにご主人の治療もスタートして、夫婦での治療を取り組む中で一緒にお灸を活用してケアをしたりと夫婦での時間の使い方が変わって夫婦関係がさらに良好になっていたのもとても良かったです。

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この記事の監修者

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藤鬼 千子

住吉鍼灸院総院長

東洋鍼灸専門学校卒業後、2011年4月に住吉鍼灸院に入社し、9年間住吉鍼灸院院長として従事。
現在は総院長として妊娠を望むすべてのご夫婦に貢献している。

《資格》

はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師、不妊カウンセラー

《経歴》

東洋鍼灸専門学校 卒業
住吉鍼灸院 院長就任
住吉鍼灸院 総院長就任

《所属》

日本不妊カウンセリング学会会員

《SNS》

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