【鍼灸症例】不妊治療 月経不順 改善実績(30代 女性)】

公開日:2020/12/12 

更新日:2020/12/14

症例報告82

 

【患者像】
30歳 女性 会社員

 

 

【来院】
2020.1

 

 

【症状と来院理由】
主訴多嚢胞性卵巣症候群による月経不順

 

 

【治療経過と内容】
治療方針PCOSのため食事指導をしながら、自律神経系へのアプローチをメインに施術を行いました。お仕事のストレスで円形脱毛症にもなってしまいましたが、比較的早く育毛しました。食事指導は砂糖を含む飲料や、精製された炭水化物の摂取を控えることをしました。

治療経過クリニックで排卵誘発剤を1年使用していましたが、鍼灸施術を始めて2回目の周期で自力で排卵し、34日で周期終えました。排卵前のおりものも確認できました。施術開始して約半年で29日周期で月経が回るようになりました。

 

 

【同時に治療した症状】
不妊治療

 

 

【使用した主なツボ、手技など】
足三里、太けい、中かん、天柱、次りょう
頭蓋骨の調整

 

 

【考察・まとめ】
食事指導と合わせて鍼灸施術を進めたことが効果的でした。特にストレスフルなお仕事のため頭蓋骨の調整など脳へのアプローチをしたことが、正常なホルモンバランスへの変化をもたらしたと振り返ります。

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この記事の監修者

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藤鬼 千子

住吉鍼灸院総院長

東洋鍼灸専門学校卒業後、2011年4月に住吉鍼灸院に入社し、9年間住吉鍼灸院院長として従事。
現在は総院長として妊娠を望むすべてのご夫婦に貢献している。

《資格》

はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師、不妊カウンセラー

《経歴》

東洋鍼灸専門学校 卒業
住吉鍼灸院 院長就任
住吉鍼灸院 総院長就任

《所属》

日本不妊カウンセリング学会会員

《SNS》

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