卵巣嚢腫の原因はストレス?治療方法など解説します

    公開日:2024/08/23 

    更新日:2024/09/25

    こんにちは、東京都江東区にある不妊専門鍼灸院の住吉鍼灸院です。

    卵巣嚢腫の原因はストレス?治療方法など解説します

    この記事では、卵巣嚢腫についての様々な側面に焦点を当てます。卵巣嚢腫の定義や種類、症状、診断方法、治療法、そして予防策について詳しく解説します。さらに、卵巣嚢腫とストレスの関係についても考察します。卵巣嚢腫に関する正しい知識を提供し、女性の健康をサポートします。

    卵巣嚢腫とは

    卵巣嚢腫は、女性の卵巣にできる袋状の腫瘍であり、その中には液体や固形物が含まれています。ここではでは、卵巣嚢腫の基本的な定義と特徴について説明します。

     

    卵巣腫瘍と卵巣嚢腫の違い

    卵巣腫瘍と卵巣嚢腫は、しばしば混同されますが、厳密には異なります。この部分では、両者の違いについて明確に説明します。

     

    卵巣嚢腫は4つの種類があります

    卵巣嚢腫には、いくつかの異なる種類があります。それぞれの種類について特徴や症状に焦点を当て、理解を深めます。

     

    卵巣にできる腫瘍の総称を卵巣腫瘍と言い、大きくのう胞性腫瘍と充実性腫瘍の2つに分けられます。嚢胞性腫瘍は卵巣嚢腫のことであり、そのほとんどが良性です。卵巣嚢腫は若い方にも多く発症する病気です。

     

    卵巣嚢腫は以下の4つの種類に分けられています。

     

    漿液性嚢胞腺腫

    10~30代の若い女性によく見られる、非常に発症頻度の高い腫瘍の一つ。漿液(しょうえき)という、卵巣から分泌されるさらっとした液体が溜まってできます。

     

    粘液性嚢胞腺腫

    閉経後の女性に多く、卵巣内にネバネバした液体が溜まってできます。放置するとかなり大きくなることがあります。

     

    成熟嚢胞性奇形腫

    毛髪や歯、脂肪などを含んだドロドロした塊が溜まって腫瘍になります。20~30代の女性に多く起こり、閉経後稀にがん化することがあります。

     

    チョコレート嚢胞

    子宮内膜症の一つです。本来子宮のなかだけにあるはずの子宮内膜が、卵巣に発生し増殖を繰り返すことでできます。子宮内膜の組織や血液が変色してチョコレート色になっていることが名前の由来です。皮様のう腫同様、30~40代の女性に多く起こり、40代をすぎるとがん化するリスクがあります。

    卵巣嚢腫の症状

    卵巣嚢腫の症状には、腹部の膨満感、腰痛、下腹部痛、便秘などがあります。ここでは、それぞれの症状について詳しく説明します。

    腹部の膨満感(お腹が張った感じ)

    巣嚢腫(しゅうのうしゅ)による腹部の膨満感は、卵巣の嚢胞が大きくなることで腹腔内のスペースを圧迫し、ガスが溜まりやすくなるために生じます。特に、嚢胞が大きくなると胃腸が圧迫され、食事量が少なくても満腹感を感じやすくなります。これにより、食事の量が減ることや、食欲の低下が見られることがあります。腹部の膨満感は、日常生活に支障をきたすことがあるため、症状が続く場合は医師の診察を受けることが推奨されます。

    腰痛

    巣嚢腫は卵巣に発生する嚢胞であり、これが大きくなると周囲の組織や神経を圧迫することがあります。その結果、腰痛が生じることがあります。腰痛は、特に長時間立ったり座ったりすることで悪化することがあり、痛みが持続する場合や、急激に悪化する場合は、医師に相談することが重要です。適切な診断と治療により、痛みを軽減し、生活の質を向上させることができます。

    下腹部痛

    下腹部痛は、巣嚢腫の最も一般的な症状の一つです。嚢胞が大きくなると、下腹部に圧力がかかり、痛みを感じることがあります。痛みの程度は嚢胞の大きさや位置によって異なり、持続的な痛みや急激な痛みが現れることがあります。特に、嚢胞が破裂した場合や、ねじれた場合には、激しい痛みが生じることがあります。このような場合は、緊急の医療処置が必要です。

    便秘

    巣嚢腫は、卵巣の近くに位置する腸を圧迫することがあり、それにより便秘が引き起こされることがあります。嚢胞が大きくなると、腸の動きが制限され、排便が困難になることがあります。便秘は、腹部の膨満感や不快感をさらに悪化させる要因となるため、症状を軽減するための食事療法や適度な運動が推奨されます。便秘が続く場合や、他の症状と併発する場合は、医師の診断を受けることが重要です。

    卵巣嚢腫は自覚症状がでにくい

    腫瘍が大きくなるまで自覚症状がないことが多いのが特徴です。腫瘍が大きくなるに伴って、腹部膨満感(お腹が張った感じ)、腰痛、下腹部痛、便秘が見られます。なかには、下腹部のあたりにやわらかいしこりのようなものに気付く方もいます。

     

    さらに腫瘍が大きくなると、「茎捻転」と言って卵巣の根元が回転してねじれた状態になり、突然激しい痛みや嘔吐が起こり、呼吸が速くなる、意識が遠のくなどのショック状態に陥ることもあります。そうなると、緊急手術となることもあります。

    また、腫瘍が大きくなっていく過程で腫瘍が「破裂」することもあります。これも同様に突然の下腹痛がおき、緊急手術となることもあります。

    そのため、定期的な検診が重要です。

     

    卵巣嚢腫の原因

    卵巣嚢腫の原因は、卵巣の異常な成長や排卵の際の異常が関与していると考えられています。この部分では、原因について詳しく解説します。

    卵巣嚢腫の診断・検査方法

    卵巣嚢腫を診断するためには、いくつかの検査方法があります。以下ではそれぞれの検査方法について説明します。

    内診(触診)

    内診は、医師が手を用いて腹部と腹部内臓を触診する検査方法です。この方法で卵巣嚢腫の大きさや位置を確認し、異常がある場合には追加の検査を勧めることがあります。

    超音波検査

    超音波検査は、音波を使って内部の組織や臓器を観察する検査方法です。この検査によって卵巣嚢腫の大きさ、形状、内容物などを詳細に確認することができます。

    MRI

    MRI(磁気共鳴イメージング)は、強力な磁場とラジオ波を使って体の内部の画像を作成する検査方法です。MRIは、卵巣嚢腫のより詳細な情報を提供し、他の組織や臓器との関係を明らかにするのに役立ちます。

    CT

    CT(コンピュータ断層撮影)は、X線を使って体の断層画像を生成する検査方法です。CTは、卵巣嚢腫の位置や大きさを正確に評価するのに役立ちます。

     

    腫瘍マーカー

    腫瘍マーカーは、血液中の特定の物質のレベルを測定することによって腫瘍の存在を検出する検査方法です。卵巣嚢腫の場合、CA-125という腫瘍マーカーがよく使用されます。

     

    卵巣嚢腫の治療方法

    卵巣嚢腫の治療にはいくつかの方法があります。以下ではそれぞれの治療方法について説明します。

     

    薬物療法

    薬物療法は、ホルモン療法や抗がん剤などの薬物を使用して卵巣嚢腫を治療する方法です。薬物療法は、腫瘍の大きさを縮小させたり、症状を緩和したりするために使用されることがあります。

     

    腟式腹腔鏡下卵巣嚢腫摘出術

    腟式腹腔鏡下卵巣嚢腫摘出術は、腹部の小さな切開を通じて内視鏡を挿入し、卵巣嚢腫を摘出する手術方法です。この方法は、手術の回復期間が比較的短く、術後の痛みや合併症のリスクが少ないとされています。

     

    腹腔鏡下卵巣嚢腫摘出術

    腹腔鏡下卵巣嚢腫摘出術は、腹部の切開を通じて内視鏡を挿入し、卵巣嚢腫を摘出する手術方法です。腹腔鏡下手術は、大きな切開をする必要がなく、術後の回復が比較的早いとされています。

    腟式腹腔鏡下付属器切除術

    腟式腹腔鏡下付属器切除術は、腟から内視鏡を挿入し、卵巣や子宮などの付属器を摘出する手術方法です。この方法は、手術の視野が広く、精密な操作が可能であるため、手術後の合併症が少ないとされています。

    腹腔鏡下付属器切除術

    腹腔鏡下付属器切除術は、腹部の切開を通じて内視鏡を挿入し、卵巣や子宮などの付属器を摘出する手術方法です。この方法は、従来の開腹手術に比べて術後の痛みや入院期間が短く、早期の社会復帰が可能です。

     

    卵巣嚢腫の治療方法

    卵巣嚢腫の治療法には、薬物療法や手術があります。ここでは、それぞれの治療法について詳しく解説します。

     

    検診、婦人科に行くタイミングは

    定期的な婦人科検診は、卵巣嚢腫の早期発見に役立ちます。適切な検診のタイミングについて説明します。

    卵巣嚢腫は治療できる病気

    卵巣嚢腫は、早期発見と適切な治療によって治療可能な病気です。この部分では、治療の可能性について説明します。

     

    まとめ

    最後に、卵巣嚢腫に関する重要なポイントをまとめます。正しい知識を持ち、適切なケアを行うことが健康な生活を送るための重要なステップです。

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    この記事の監修者

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    藤鬼 千子

    住吉鍼灸院総院長

    東洋鍼灸専門学校卒業後、2011年4月に住吉鍼灸院に入社し、9年間住吉鍼灸院院長として従事。
    現在は総院長として妊娠を望むすべてのご夫婦に貢献している。

    《資格》

    はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師、不妊カウンセラー

    《経歴》

    東洋鍼灸専門学校 卒業
    住吉鍼灸院 院長就任
    住吉鍼灸院 総院長就任

    《所属》

    日本不妊カウンセリング学会会員

    《SNS》

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