月経不順とお腹と不妊

公開日:2023/04/19 

更新日:2023/04/19

こんにちは、
江東区毛利にある
不妊専門鍼灸院、住吉鍼灸院です。

陽気が暖かくなり、
そろそろ環境の変化にも慣れてきた頃ではないでしょうか。

本日は生理不順とお腹についてお話しをしていきます。
東洋医学ではお腹を診てお身体の状態を診察していきます。
お腹は大事な臓器が詰まっているところですから、
お腹の状態を観察することで身体からの情報が得られるのです。

特に生理不順や生理痛を抱えている患者様では
お腹が硬かったり、冷えていたりすることがよくあります。

お腹が硬い。。
という表現にあまり馴染みのない方も多いかと思います。
これはどういうことかというと
主に血液の流れが滞っていたり、
忙しさやストレスなどでつい力が入りやすい方に多い症状です。

またお腹の硬いところを押すと痛みがある方もいらっしゃいます。
これは瘀血(おけつ)という状態で血液の巡りが
悪くなり汚れた血が留まってしまっている状態です。

そしてお腹が冷えている方も多くいらっしゃいます。
血液は酸素や栄養を運んでいますが、一緒に熱も運んでいます。
ですからお腹が冷えているということは
それだけ血が通っていないということなのです。
臓器は血液を多く必要としますし、
特に子宮や卵巣は細い血管から栄養をもらうので
お腹が冷えていたら血管は収縮しますから尚更血液が運ばれなくなり冷えていくのです。

女性だけではなく男性も冷えていることが多いですから
現代人の生活は冷えとの戦いなのかもしれません。。

お腹はとても大事なところですから腹巻きをしたり白湯を飲んだり、
またお腹を伸ばすストレッチやをウォーキングなどを行うことで、
冷えや硬さを改善していくことができます。

お腹は自分でも触って状態を知ることができますから、
普段から触るようにしていくと今のお身体の状態を知ることができます。

鍼灸治療では鍼を行うことで自律神経を整えてリラックスしやすい
お体づくりをすることができます。また当院では入浴や足湯のやり方など、
普段からお身体を整えていける習慣をお伝えしています。

月経の状態を整えることは妊娠しやすいお身体に近づく一歩であり、
今後赤ちゃんを授かった時にもお子さんが思春期を迎えた時に月経で悩まなような
習慣を伝えられるご両親となれたら、こんなに素敵なことはないのではと感じます。
お身体でお悩みの方は是非ご相談くださいね。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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磯多栄子

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この記事の監修者

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藤鬼 千子

住吉鍼灸院総院長

東洋鍼灸専門学校卒業後、2011年4月に住吉鍼灸院に入社し、9年間住吉鍼灸院院長として従事。
現在は総院長として妊娠を望むすべてのご夫婦に貢献している。

《資格》

はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師、不妊カウンセラー

《経歴》

東洋鍼灸専門学校 卒業
住吉鍼灸院 院長就任
住吉鍼灸院 総院長就任

《所属》

日本不妊カウンセリング学会会員

《SNS》

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