「子宮内膜症と不妊④生理の時は元気でも身体を労わって」

皆さん、こんにちは!
江東区毛利にある、不妊専門鍼灸院、住吉鍼灸院です。

本日も子宮内膜症についてお話をしていきます。

女性にとって生理は毎月のことですから
出血があるのは当たり前と考えますよね。

しかし生理とは子宮内膜が剥がれることですから
子宮から出血している状態です。

子宮内膜が剥がれるというのは
子宮に傷ができるということです。
いわば内臓が損傷している状態でもあるのです。

ですから、生理=内臓の損傷と自覚しても過言では無いくらいなのです!!

わかりやすく例えると...
子宮は鶏卵大です。
大体握り拳くらいですね。

ということは、
子宮内膜が剥がれるというのは、
3〜7日かけて手のひら一面分を
ゆっくりと全部剥がしているような状態です。

もしこれが過多月経なら尚更ですね。

ですから生理中は痛くても痛くなくても
しっかり休むことが大切です。

本来内膜は受精卵を子宮にしっかりと
着床させて赤ちゃんを守るための
いわば、ふかふかのベットの役割をします。

痛みが無いことはもちろん、
受精卵を受け入れるために安心した気持ちで
ゆっくりと妊娠に備える期間です。

生まれて来る赤ちゃんの健康状態は
妊娠前のカップルの健康状態が影響されます。

今現在、子宮内膜症があったり
生理痛や過多月経などがあるとするのなら
これは身体からご自身に向けられた
何らかのメッセージです。

休息をとって安心することを
お身体は求めているのかもしれません。

特に働く女性は生理でお休みを取ることは
難しいと感じる方も多いと思います。

また子宮内膜症があるからといって必ずしも
不妊になるわけではありませんし
子宮内膜症でも赤ちゃんを授かる方は
もちろんいらっしゃいます。

もしも、これから妊娠を希望するのであれば
赤ちゃんを守るベットである、子宮内膜を整えていくことは
とても大切なことですよね。

ちゃんと休めているか、ストレスを溜め込んでいないか、
栄養は摂れているか、日々の体調に耳を傾けてみて下さい。

東洋医学では「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」
のバランスが整うことで健康が維持されるとお伝えしてきましたね。
人によってどの部分のバランスが乱れるかは様々です。

忙しくて寝れていないのであれば睡眠の質をあげる取り組みが必要ですし
何か大きなストレスがあるのであれば
高ぶった神経を落ち着かせてリラックスできる体づくりが必要です。

鍼灸治療ではその方の体質、お食事や睡眠、
お仕事などの生活習慣についてお話を伺いながら
それに対応する穴に刺激を加えたり、生活習慣を変えることで
体質改善を行い、気、血、水のバランスを整えていきます。
それによって内膜の状態を安定させていきます。

生理痛や過多月経はもちろん、
妊活の為の体質改善やお薬の副作用の緩和にもなりますので
不妊治療と併せて通われる方が多いです。

ぜひご活用いただければ幸いです。

本日も最後までお読み頂きありがとうございます!
ではでは、本日はこの辺で^^

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