40歳からの妊活。おすすめの方法とは?

公開日:2024/02/14 

更新日:2024/02/21

こんにちは、東京都江東区にある不妊専門鍼灸院、住吉鍼灸院です。

晩婚化によって40代からでも妊活をスタートされる方もそう少なくない時代です。よく芸能人のニュースなのでも「40代で自然妊娠し出産しました!」などの報告を見ると40歳でも妊活ができて妊娠、出産できるんだと希望を持たれる方もいるのではないでしょうか?反対に、高齢出産ともいわれていて、妊娠のしずらさを懸念されたり急いだほうがいいと年齢のところは妊活において大きな悩みなる方もいると思います。

40歳からの妊活は様々方法がありますが、本日は少しでも自分にあった妊活をお伝えできればと思います。

40歳からの妊活の現状

まず最初に現代の40歳からの妊活の現状からお伝えをしていきます。

女性は年を重ねると妊孕性(妊娠する力)が低下します。年齢を重ねるごとにカラダが衰えるのと同時に、子宮や卵巣、そして生殖能力も衰えます。妊娠に必要不可欠な卵子の数も減少しますし、妊娠にとって大切な女性ホルモンである卵胞ホルモン(エストロゲン)も20代半ば~30代前半に分泌のピークを迎え、その後徐々に減少します。特に、40歳からは急速に低下すると言われています。

40代の妊娠率の現状

不妊の頻度は、不妊の頻度は25歳~29歳では8.9%、30~34歳では14.6%、35~39歳21.9%、40~44歳では28.9%との報告があり30歳から不妊症が増加し、自然に妊娠する確率が減っていると言われています。特に40代を過ぎて高齢になればなるほど流産や染色体異常のリスクも高まります。自然妊娠の確立が低い40代は身体的にも心理的にも負担やストレスを多く受けて、高度医療の技術を受けて妊娠、出産される方も多いです。

この現状から40歳の妊活には、様々な選択肢がありタイミング法や生活習慣の改善など、自分でできる方法から、不妊治療など、高度医療技術を活用する方法まで、こうした選択肢を知ることも必要です。そして、自分に合った方法で妊活に取り組むことが妊娠を望む女性にとって負担が少なく妊活を行うことができます。

妊娠率の低下の原因

年齢を重ねるごとにカラダが衰えるのと同時に、子宮や卵巣、そして生殖能力も衰えます。妊娠に必要不可欠な卵子の数も減少しますし、妊娠にとって大切な女性ホルモンである卵胞ホルモン(エストロゲン)も20代半ば~30代前半に分泌のピークを迎え、その後徐々に減少します。特に、40歳からは急速に低下すると言われています。
このように年齢を追う毎に妊娠率は低下し、そのため妊娠しにくくなります。

40歳からの妊活の方法

①タイミング法

タイミング法は、自然妊娠を目指す妊活方法の1つで、排卵日に性交渉を行うことで妊娠を促す方法です。費用がかからず、自分でできる方法として広く知られており、初めて妊活に取り組む方にもおすすめです。ただし、40代に入ると卵子の質が低下するため、タイミング法だけでは妊娠が難しい場合もあります。

排卵検査薬や基礎体温などで排卵日を予測して性交渉を行う方法になります。タイミング法のいいところは自分の生理周期を把握できるところです。

40歳からのタイミング法の注意点

女性は卵子の数は年を重ねるごとに減っていきます。なのでできるだけ早めにタイミング法を行い、コツコツと行っていくことが大切です。そして、タイミング法は旦那さんとのコミュニケーションが凄く大切ですので旦那さん、パートナーの協力も得ながら一緒に行っていけるといいですね

②人工授精

排卵日に合わせて、精子を子宮内に注入する方法です。治療の流れとしては、人工授精を行っている病院で卵胞の育ちを超音波検査で確認しながら排卵誘発剤を用いて排卵を誘発し、排卵後に精子を注入します。比較的安価で、体への負担も少ないため、初めて不妊治療に取り組む人に選ばれることが多いです。

③体外受精

精子と卵子の受精を体外で行う治療法です。卵子を採取して、精子と一緒に培養皿で受精させ、その後、受精卵を子宮内に戻すことで妊娠を促します。排卵誘発剤を用いるため、多くの卵子を取ることができ、妊娠率も比較的高い治療法です。しかし、費用が高い上、体への負担も大きい方法になります。

➃顕微授精

精子を選別し、卵子に直接注射する方法です。特に男性の精液に問題がある場合に顕微授精が推奨されます。体外受精と同様に、排卵誘発剤を用いて卵子を採取します。妊娠率は体外受精よりもやや低いですが、授精をさせる方法としては成功率は体外受精より高くなることが多いです。

 

40歳でも少しでも早く妊娠するために

40歳になってくると、卵子の老化によって妊娠が難しくなるため、治療方法の選択は早めに慎重に行う必要があります。推奨されるのは、顕微授精や体外受精といった人工授精技術です。40代女性の場合、卵子の質が低下しているため、卵子の選別や凍結保存を行うことも効果的とされています。

ただ、不妊治療は、妊娠までの結果が確実にあるわけではないのが事実で道のりが険しく、高額な費用が予想されます。時間にも限りがあるため治療方法の選択は慎重に行い、不妊治療を受けることが本当に必要かどうかをよく考える必要があります。また、治療前には、パートナーとも十分に話し合い、カウンセリング、治療に臨むことが重要です。専門医ともしっかり相談して選択できるといいですね

妊娠しやすいカラダを目指すには

妊娠力には東洋医学でいう【腎】の機能が大切になります。【腎】は、私たちのカラダを根底で支えるカラダの土台のような存在で、気や体力など生命力を維持するだけでなく、私たちのカラダの成長・発育・老化、さらには妊娠に欠かせない生殖能力もコントロールしていると言われています。そのため、妊娠力は『腎』のチカラに比例すると考えられています。年齢と共に衰えてきますが、腎が衰えると体力が落ち、カラダが弱ったり、老化が進むだけでなく、同時に生殖能力も低下し、妊娠力も低下すると考えられているのです。腎が衰えるスピードは体質や生活習慣、食生活などによって少しずつ差がでます。

  40歳からの妊活に必要な生活習慣の見直しとは?

腎を補う食事をしましょう。できるだけ「黒いもの」を摂るように意識してみましょう。黒ゴマ、黒豆、黒米、ひじきなどの黒い食品や、プルーン、ぶどう、ブルーベリーなどもおすすめです。

ネバネバしたものやキノコ、魚介類も腎を補うものとして言われています。意識してみるといいですね

そして、冷えも禁物です。腎は寒さに弱く、カラダが冷えると血液の流れも悪くなりやすいですので特に冷え症の人は注意が必要です。子宮や卵巣のある下半身を中心に、カラダを冷やさないように腹巻やレッグウォーマーなどで対策しましょう。

まとめ

「40歳からの妊活は遅いんじゃないのか」など不安もあるかと思いますが、お子さんが欲しいと思われたきっかけや思いをパートナーとたくさん話し合い、コミュニケーションをとることが大事だと思います。その中で今からでも妊娠しやすい体質にしていくことは可能になりますので、ご自身で生活習慣を見直ししたり当院での鍼灸治療で体質改善できるといいかと思います。

本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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【監修】

住吉鍼灸院 院長 藤鬼 千子

鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師

2011年国家資格はり灸師、あん摩マッサージ指圧師免許取得。
2011年住吉鍼灸院入社。
2017年不妊カウンセリング学会認定、不妊カウンセラー。

施術歴13年

 

 

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この記事の監修者

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藤鬼 千子

住吉鍼灸院総院長

東洋鍼灸専門学校卒業後、2011年4月に住吉鍼灸院に入社し、9年間住吉鍼灸院院長として従事。
現在は総院長として妊娠を望むすべてのご夫婦に貢献している。

《資格》

はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師、不妊カウンセラー

《経歴》

東洋鍼灸専門学校 卒業
住吉鍼灸院 院長就任
住吉鍼灸院 総院長就任

《所属》

日本不妊カウンセリング学会会員

《SNS》

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