【鍼灸症例】右下腿の痛みとしびれ  改善実績(70代 女性)

公開日:2018/12/19 

更新日:2018/12/19

症例報告37

 

 

【患者像】
72歳 女性 調理師

 

 

【来院】
2017.8.24

 

 

【症状と来院理由】
主訴右下腿の痛みとしびれ

2ヶ月前から右下腿外脚に痛みとしびれを感じる。

 

 

【治療経過と内容】
治療方針整形外科にてMRIでは若干腰椎狭窄しているが症状はでないレベルと診断。歪みにより右臀部への負荷がかかっていると考え、臀部の筋硬結の緩和を刺鍼で行ない、体のバランスを調整するために整体法で首の治療を行なった。

治療経過週に2回ペースで3回目が終わったところで右下腿の症状が半分以下に減少した。その後1週に1回ペース、2週に1回ペースと施術間隔を開けていき、今はたまに痛みがでるが以前ほどの痛みはでなくなった。現在1ヶ月に1回のペースでメンテナンスを行なっている。

 

 

【同時に治療した症状】
ひどい肩こりもあり、歪みに関連すると診て、首の施術も行なった。

 

 

【使用した主なツボ】
環跳、承扶、陽陵泉、肩外兪
活法、オイルトリートメント

 

 

【考察・まとめ】
右下腿の痛みとしびれは体のバランスが右に寄ったことで、臀部で神経の圧迫が出たと考え治療した。そして首の施術をすると下腿の症状が緩和されることから、首肩の緊張が強いことも歪みに関係し、下腿への症状に繋がっていたことがわかった。

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この記事の監修者

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藤鬼 千子

住吉鍼灸院総院長

東洋鍼灸専門学校卒業後、2011年4月に住吉鍼灸院に入社し、9年間住吉鍼灸院院長として従事。
現在は総院長として妊娠を望むすべてのご夫婦に貢献している。

《資格》

はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師、不妊カウンセラー

《経歴》

東洋鍼灸専門学校 卒業
住吉鍼灸院 院長就任
住吉鍼灸院 総院長就任

《所属》

日本不妊カウンセリング学会会員

《SNS》

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