多嚢胞性卵巣症候群って?④

    公開日:2021/10/20 

    更新日:2021/10/23

    こんにちは。

    住吉鍼灸院です。

    前回は多嚢胞性卵巣症候群の西洋的な治療についてのお話をさせて頂きました。

    本日は私たちが行う東洋的な治療(鍼灸)についてお伝えさせて頂きますね。

     

    私たちの行う鍼灸治療は、

    多嚢胞性卵巣症候群に限定的に効く鍼灸という訳ではなく、お身体全体を見て、

    全身的に治療をしていくものになります。

    特に多嚢胞性卵巣症候群の方は、全身の血の巡りが悪い方が多く、

    症状としては、

    ・月経痛がひどい

    ・月経血にレバーのようなものが混ざる

    など月経に関する症状も多く挙げられます。

     

    なので、治療としては全身の血の巡りを良くしていきながらお体の改善をはかっていきます。

     

    東洋医学では、血の巡りが悪くなっている状態を「瘀血」(おけつ)と言います。

    特にお腹周りには、卵巣や子宮といった臓器があり、その周辺に鍼やお灸を行ったり、

    「血」と関連するツボに鍼をしていく事で症状の改善をサポートしていきます。

     

    簡単に言うと鍼灸は「血の巡り」を良くする事が得意なので、

    多嚢胞性卵巣症候群への治療としても効果を期待出来る、という事ですね!

     

    他にも、全身治療をすることで、血の巡りが悪い事によって起きていたその他の症状の改善にも繋がるケースがあります。

     

    その代表例が肩こりや腰痛などのコリ症状です。

     

    腰痛や肩こりの多くの場合が、座りっぱなしや、猫背など、同じ姿勢で長時間居る事で起きる血行障害によるものです。それらに対しても鍼灸治療は効果を期待でき、当院にも多くの方がご来院頂されます。

    当院での妊活患者様の多くも、1つの症状だけでなく、お体の不調をいくつも抱えていらっしゃる方もいますが、鍼治療を行っていくことで、改善されるケースも多いのです。

     

    妊活だけでなく、お体の不調を改善したいという方も是非1度ご相談くださいね。

     

    それでは隔週にわたって4回でお伝えしてきた多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)も今回で終わりとなります。

     

    次の回からはツボについてのお話をまた数回に分けてお伝えいたしますので、お楽しみに!

     

    それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

     

     


     

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    染谷寛子

     

     

     


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    この記事の監修者

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    藤鬼 千子

    住吉鍼灸院総院長

    東洋鍼灸専門学校卒業後、2011年4月に住吉鍼灸院に入社し、9年間住吉鍼灸院院長として従事。
    現在は総院長として妊娠を望むすべてのご夫婦に貢献している。

    《資格》

    はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師、不妊カウンセラー

    《経歴》

    東洋鍼灸専門学校 卒業
    住吉鍼灸院 院長就任
    住吉鍼灸院 総院長就任

    《所属》

    日本不妊カウンセリング学会会員

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