【鍼灸症例】膝の痛み 浮腫み 改善実績(50代 女性)】

公開日:2019/06/01 

更新日:2019/06/01

症例報告43

 
 

【患者像】
54歳 女性 会社員

 

 

【来院】
2019.4

 

 

【症状と来院理由】
主訴下肢静脈瘤があり、足の浮腫みとだるさで歩くのが辛い。また右膝が変形性膝関節症で歩くと膝の痛みがある。

 

 

【治療経過と内容】
治療方針膝裏を中心に静脈瘤があるため、下腿の血液循環とリンパの流れを良くするように鍼とオイルトリートメントを併用し週1ペースで施術を行なった。また、右膝への負担を軽減ために骨盤の調整も含めて行なった。
自宅では膝を中心にお灸を毎日していただいた。

治療経過5回目の施術後歩行時の膝の痛みが消失した。腰のだるさと左足甲の痛みが出現してきましたので、左右膝への負荷のバランスを保ちつつも負担となっている腰と左足甲への筋肉的アプローチを行います。

 

 

【同時に治療した症状】
骨盤の調整にアプローチするために頚の鍼も併用した

 

 

【使用した主なツボ】
内膝眼、外膝眼、志室
オイルトリートメント、活法整体

 

 

【考察・まとめ】
浮腫みや膝が変形していることから施術期間を6〜12ヶ月と治療計画していましたが、5回目で膝の痛みが消失したのは、ご自宅で毎日お灸をしていただいたことが早い改善につながったと考えています。まだ歩きにくさは見られますので、体のバランスを調整しながら継続していきます。下腿の浮腫みは徐々に軽減されていますので、ご自宅でのケアとして圧着ソックスの活用をしながら下腿のだるさ、浮腫みを改善していきます。

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この記事の監修者

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藤鬼 千子

住吉鍼灸院総院長

東洋鍼灸専門学校卒業後、2011年4月に住吉鍼灸院に入社し、9年間住吉鍼灸院院長として従事。
現在は総院長として妊娠を望むすべてのご夫婦に貢献している。

《資格》

はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師、不妊カウンセラー

《経歴》

東洋鍼灸専門学校 卒業
住吉鍼灸院 院長就任
住吉鍼灸院 総院長就任

《所属》

日本不妊カウンセリング学会会員

《SNS》

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