足湯の効果を徹底解説!誰でもできるやり方をご紹介します!

公開日:2020/09/09 

更新日:2024/04/26

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

東京都江東区にあります、「住吉鍼灸院」です。

当院は、不妊専門鍼灸院妊活です。

 

足湯の効果

ここでは足湯の効果についてお話しさせて頂きます。様々ありますが2つご紹介いたします。

 

身体の免疫力UP

人間の体温は1度下がると免疫力が約30%下がると言われており、結果細菌やウイルスが体内に入り発症します。

足湯を行うことで血流が促進されて体温が上昇し免疫もアップする流れになります。

 

リラックス効果がある

こちらは皆さまもよく耳にするのではないでしょうか?

足は人間の体の中で最も心臓に遠いところに存在しています。

そのため、末端で暖かい血液が巡ると血流が改善され、老廃物質の除去が出来る事、体の隅々まで栄養と酸素を多く含んだ血液を運ぶことが出来ます。

また、足湯を行う事で自律神経である、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズになり、リラックス効果だけではなく疲労回復などにも効果があります。

 

足湯で改善できること

では足湯を行うとどんなことが改善できるのかお話しさせて頂きます。

主には3つの事が改善されます。

 

1、冷えや足のむくみを改善

冷え症の原因としては末梢血管の収縮によって体内に流れる血液の巡りが悪くなり引き起こされます。また、むくみも同様に体内の血液やリンパ液、水分がうまく代謝できず、老廃物質として体内に滞ってしまうことで出現します。

足湯を行うことによって末梢血管が拡張し、体内に流れる血液の巡りが良くなり冷えやむくみが改善されます。

 

身体の部位でも、特に冷えやすい「おしりの冷え」の解消方法について知りたい方はコチラ。

https://sumiyoshi-shinkyu.com/52692

 

2、全身の疲れや凝り、痛みの緩和

主に全身の凝りや疲れ、痛みは体の酸素不足によって引き起こされることがほとんどです。

足湯の1番の効果である血管の拡張により体内の血液循環が良くなることで筋肉や各臓器へ酸素が行き届くようになり、機能が向上する事や痛みの緩和に繋がります。

近年では神経痛やリウマチなどの関節痛にも効果が期待できると言われています。

 

3、睡眠の質の改善

長時間のデスクワークや不規則な労働環境によって睡眠の質が低下しています。

短い時間での質の良い睡眠をとる事によって自律神経のバランスを整えることが出来ます。

足湯の効果にはリラックス効果があり、自律神経の副交感神経を優位にしやすく短い時間でも質の高い睡眠をとることが出来ます。

 

「睡眠」について詳しく知りたい方はコチラ

https://sumiyoshi-shinkyu.com/223618

 

 

足湯は妊活に効果的なの!?

 

 

 

 

 

 

 

 

当院には妊娠を希望される患者さんが多くいらっしゃいます。その妊活でいらっしゃった方に必ずお伝えしているセルフケアが【足湯】です。ここでは少し妊活との関係についてお話し致します。

妊娠の流れで必須なのが、ホルモンの流れです。

ホルモンってどこを流れて全身に届いているかご存知でしょうか?

実は、「「血流に乗って」」全身を巡っているのです。

 

妊活や婦人科疾患を持つかたの8割は下肢の血流低下を伴っており、それを改善することにより、ホルモンの流れも良くなり良い方向に向かう症例が非常に多いのです。

 

下肢の血流減少は下肢につながる腹大動脈の血流低下を引き起こし、腹部内蔵の血流が低下します。血流が低下すれば当然子宮や卵巣などの機能低下にも繋がってしまうのです。

足湯には、特に下半身の血流を劇的に改善してくれるため妊活する時に活用したいセルフケアになります。

 

バケツでOK!自宅でできる正しい足湯の方法

 

 

 

 

 

 

 

自宅でできる足湯の方法をポイントも一緒にお伝えしながら紹介させて頂きます。

<やり方>

1、お湯を用意した容器にはり、足を浸ける

ポイント→自分が気持ちいいと感じる程度ないし、少し熱いかな?と思う程度の温度(42,43℃位が目安です)

もし足湯バケツが家にない場合はくるぶしまで入る洗面器などを用意して頂いても行うことは可能です。

 

2、お湯が冷めてきたら足し湯をして温度を一定に保つ

ポイント→熱めの差し湯を用意して置くと楽ですよ。

(私はいつも桶の横にケトルで熱湯を作って置いています笑)

 

3、浸ける時間は顔がほてるまで

ポイント→汗をダラダラ書くまで頑張らなくても良いです。なぜなら、汗をかくことで余計なエネルギーを消費して逆に疲労を高めてしまうからです。ポカポカほてってきたら終わりにしましょう。(10分~15分くらいが目安です)

 

4、足湯を終わる前に、足に冷たいシャワーを30秒位当てる

ポイント→表面血管を引き締めて熱を逃げないようにすることで保温効果が更に高まります。

(サウナと水風呂の「ととのう」とおなじですね)

 

顔がほてるまでの時間や、熱さの感じ方には個人差や季節、その日の体調によってちがいがあるので、なかなか顔まで温まらなくても焦らず、お湯の温度が下がらないことだけ気にしていただいて、本を読んだりしながらゆっくり過ごしてみてくださいね。

またお仕事で忙しい方にはシャンプーや体を洗っている間に足湯をして頂くと効果的です!

体を洗いながらセルフケアも出来てしまうなんて一石二鳥ですね。

 

お湯の量はふくらはぎくらいまで

第二の心臓と言われるふくらはぎまでしっかり入るようにすることがポイントです。

すぐに手元にバケツがない場合は洗面器から始めても良いでしょう。

 

足湯に適した温度は38℃

お湯は38℃〜43℃くらいの間が良いと言われています。

暑すぎると逆に交感神経が優位になり、眠れなくなってしまいますのでご自身の中でリラックス出来る温度で行うことが重要です。

目安になりますのでご参考にして頂けたらと思います。

 

足湯に浸かる時間は20分が目安

足湯に浸かる時間は15分から20分がおすすめです。

それ以上浸かると逆に身体の体力を消耗してしまい効果が薄れてしまいますので注意が必要です。

 

食後すぐに浸からない  

食後にすぐ行うと胃や腸の消化の妨げになり消化不良を起こす場合もある為、寝る30分前に行うと効果的です。

食後に足湯を行うことは控えて頂き1時間ほど時間を置いてから行うことをおすすめします。

 

足湯の効果についてのまとめ

足湯は今日からでも始める事ができ、大きなお金がかかるものではありません。

誰でもすぐに出来るものになりますのでセルフケアの1つに加えて頂くと今の生活がもっと良いものになります。

また、風邪を引いたときには入浴することは難しいですが、足湯を行うと回復力が上がるように感じます。

様々な症状の改善になる足湯を是非お試し下さいませ!

 

 

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【監修】

住吉鍼灸院 院長 藤鬼 千子

鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師

2011年国家資格はり灸師、あん摩マッサージ指圧師免許取得。
2011年住吉鍼灸院入社。
2017年不妊カウンセリング学会認定、不妊カウンセラー。

施術歴13年

 

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この記事の監修者

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藤鬼 千子

住吉鍼灸院総院長

東洋鍼灸専門学校卒業後、2011年4月に住吉鍼灸院に入社し、9年間住吉鍼灸院院長として従事。
現在は総院長として妊娠を望むすべてのご夫婦に貢献している。

《資格》

はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師、不妊カウンセラー

《経歴》

東洋鍼灸専門学校 卒業
住吉鍼灸院 院長就任
住吉鍼灸院 総院長就任

《所属》

日本不妊カウンセリング学会会員

《SNS》

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