【鍼灸症例】不妊 頭痛 むくみ 改善実績(30代 女性)】

公開日:2020/09/05 

更新日:2020/09/04

症例報告75

 

【患者像】
35歳 女性 会社員

 

 

【来院】
2020.3

 

 

【症状と来院理由】
主訴不妊

妊活をはじめて約1年、クリニックでタイミング療法、人工授精2回するも妊娠に至らず、AMHが1以下ということもあり、体外受精へステップアップする段階で当院へご来院。

症状は、月経前のむくみやだるさ、頭痛を伴う体調不良あり。末端の冷えが顕著で首肩こりが強めにでていた。

 

 

【治療経過と内容】
治療方針腹部瘀血反応あり、月経前の不調が顕著、首の緊張が強かったこともあり、血液循環を巡らすよう施術方針を決めた。
首の歪みも頭痛に影響している要因のため、鍼で歪みを緩和させることも行った。

AMHが低いことから卵の質を求めて、抗酸化サプリも併用した。

治療経過初診から3回目の施術で基礎体温の高温が安定し「ここまで高温になったことはない」と本人の発言。また腹部の瘀血反応も早々に緩和されていった。

当院へご来院されて2回目の周期で採卵を行う。1周期あけて2周期目で移植予定だったが、1周期クリニックをお休みしている期間に自然妊娠する。

 

 

【同時に治療した症状】
頭痛、むくみ

 

 

【使用した主なツボ、手技など】
三陰交、大巨、子宮、百会、天柱
よもぎ蒸し、オイルトリートメント

 

 

【考察・まとめ】
血液循環を良くすること、抗酸化サプリを併用したこの2点が自然妊娠に至る成功要因だったと振り返ります。その結果おなかの柔らかさとむくみの緩和という反応が出て、妊娠しやすい状態になったと考えています。

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この記事の監修者

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藤鬼 千子

住吉鍼灸院総院長

東洋鍼灸専門学校卒業後、2011年4月に住吉鍼灸院に入社し、9年間住吉鍼灸院院長として従事。
現在は総院長として妊娠を望むすべてのご夫婦に貢献している。

《資格》

はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師、不妊カウンセラー

《経歴》

東洋鍼灸専門学校 卒業
住吉鍼灸院 院長就任
住吉鍼灸院 総院長就任

《所属》

日本不妊カウンセリング学会会員

《SNS》

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