【鍼灸症例】不妊 冷え性 むくみ 腰痛 歪み 改善実績(30代 女性)】

公開日:2019/08/24 

更新日:2019/08/17

症例報告49

 

【患者像】
C・Tさん 30代 女性 会社員

 

 

【来院】
2019.2

 

 

【症状と来院理由】
主訴2人目不妊、冷え性
平成30年8月から不妊治療を始め、タイミング療法から人工授精3回を行う中で陽性反応はなし。血液検査等は異常なし。妊娠に至らず、その中で冷え性と自律神経の乱れがあり体質改善を目的にご来院された。

 

 

【治療経過と内容】
治療方針骨盤の歪みの改善、血流改善、自律神経・ホルモンバランスの調整。

治療経過初回の治療では鍼治療と骨盤矯正を行う。腰痛や足のむくみと冷え性などの症状がある中で生理が来たら人工授精を予定。4回目以降では腰痛が軽減。人工授精するも陰性のためリセットして、仕事の都合で病院に定期的に行けず、タイミング療法を行う中で根本からの体質改善と生活習慣の改善を行う。令和1年6月にタイミング療法を行い、無事に陽性反応を認められた。現在も出産に向けて治療中。

 

 

【同時に治療した症状】
冷え性、むくみ、腰痛、歪み

 

 

【使用した主なツボ、手技など】
三陰交、太谿、百会、オイルトリートメント、整体

 

 

【考察・まとめ】
CAの仕事をしており、常に足のむくみと冷え性に悩まされている中で仕事中はヒールを履いているため、腰痛と時差から自律神経の乱れを感じており、ホルモンバランスが乱れていました。身体の状態は全てにおいて心身ともに疲弊しており、生活リズムが乱れ睡眠時間が短くなり、体は疲弊する一方で時間が追いついていない状況でした。その中で疲労回復、睡眠の質の向上の治療を行い、妊娠しやすい体づくりと卵子の質の向上に向けての取り組みを行う中で互いに身体の変化と心の余裕が出始めた頃に陽性反応という嬉しい結果が聞けました。環境や時間の使い方が変わり自身ではストレスを感じていなくても身体は素直で筋緊張が進み、自律神経が乱れていく中で一人目だけではなく、その先のことも考えて生活習慣や運動と時間の使い方を改善して取り組むことが一層重要であることを治療を通して気づかせていただきました。現在も自律神経の症状は軽く出る時もあるのでケアをしながら出産に向けて力を蓄えている。

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この記事の監修者

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藤鬼 千子

住吉鍼灸院総院長

東洋鍼灸専門学校卒業後、2011年4月に住吉鍼灸院に入社し、9年間住吉鍼灸院院長として従事。
現在は総院長として妊娠を望むすべてのご夫婦に貢献している。

《資格》

はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師、不妊カウンセラー

《経歴》

東洋鍼灸専門学校 卒業
住吉鍼灸院 院長就任
住吉鍼灸院 総院長就任

《所属》

日本不妊カウンセリング学会会員

《SNS》

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