妊活と筋トレ総集編

2021/06/02

住吉鍼灸院です

 

今回は妊活筋トレについてお伝えをしていきます。

 

当院では不妊専門鍼灸院として、妊活でご来院される患者様が数多くいらっしゃいます。

体質改善を目的として、鍼灸治療をベースに、手技療法などを合わせたコンビネーション療法として治療を行っております。

 

治療の目的としては、「血流を良くしていく」ことです。

 

「血流を良くしていく事によってのメリットとは」

 

疲労回復効果

免疫力の向上

慢性的な肩こりや腰痛の緩和

美肌効果

などのメリットがあります。

 

逆に言えば、「血流が悪い方」というのは、

 

手足の冷えや肩こり、身体が疲れやすいなど様々なデメリットがある、ということです。

 

「血流が悪い原因とは」

 

  • 筋肉量の低下

筋肉には様々な役割があるのですが、その中でも重要になっていくのが「ポンプの役割」です。血液は心臓から体の隅々までめぐっていきますが、筋肉によって血流の循環が促進されます。(筋ポンプ作用と言います)

筋肉が少ないと、必要な栄養や酸素を送る事が出来ず、むくみや冷えの原因にも繋がっていきます。

 

  • ストレス

ストレスには4つのストレスがあると言われています。

精神的なストレス(精神的ストレス)

姿勢や歪みによるストレス(構造的ストレス)

栄養素の不足や過剰摂取によるストレス(科学的ストレス)

温度や湿度によるストレス(環境的ストレス)

 

人間はストレスが常にかかった状態だと、自律神経の中の交感神経が優位になり、

常に緊張状態が続いてしまい、血管は収縮し、血流の循環も悪くなってしまいます。

 

「筋トレをすることによるメリット」

筋トレをしていく事によってのメリットはたくさんあるのですが

代表例でいうと、

筋肉量が増え、代謝機能の向上

血流の循環を良くなることで、免疫力の向上

姿勢改善、肩こりや腰痛の緩和

 

などがあります。

 

 

「筋トレが妊活にどんな影響があるのか」

 

血流が良くなる事で、妊娠に必要な子宮や卵巣へ栄養や酸素を送りやすい状態になる

運動習慣をつける事で、普段の食事や睡眠にも気を付ける事ができ、妊娠しやすい身体作りを形成していく一つの方法であると思います。

 

ではどんな筋トレをした方が良いのか、

妊活と筋トレ実践編についてお伝えしていきます。

 

妊活をしていく上で大切な事は、体を温めて、血液の状態を常に良くしてあげる事が大切です。その為の一つして「筋トレ」は効果的なのです!

 

 

なぜ、妊娠・出産にとって筋トレをする事、または運動が必要なのでしょうか?

 

もともと、筋肉の役割は ・熱の産生 ・身体を動かす ・血液を身体に送るポンプ 等が

あります。

これらは生命維持に必要不可欠な役割であり これらの働きが低下・減少してしまうと

生体機能の低下につながります。

そして、生体機能の低下は冷えを招きます。

身体にとって子宮や卵巣は生命維持の優先順位が低いため最初に血流が滞りやすく

その結果、卵巣機能の低下や正常卵子の減少が起こってしまいます。

 

【おススメの筋トレの紹介】

 

実際の実践編として、

上半身、下半身に分けてお伝えをしていきます。

是非チャレンジしてみてください!

 

 

「プッシュアップ」

俗に言う腕立て伏せですね!

主に使われる筋肉は大胸筋と二の腕など、上半身の全面が鍛える事が出来ます。

 

 

腕は肩幅より少し広めをとります。

幅を広げると大胸筋に効きやすくなり、幅を狭くすると三頭筋(二の腕)に効きやすくなります!

 

*ポイント

①「背中を丸めないこと!」

体は反りすぎず真っ直ぐな状態で行いましょう。

②ターゲットとする筋肉を意識する。

意識をするのとしないとでは効果が全く違ってきますので常に意識をしましょう。

 

 

目安は10回で慣れてきたら10回を2セット、

それがクリアしたら10回を3セットで行なっていきましょう!

 

普通のプッシュアップが難しい方は膝をついてのプッシュアップをオススメします。

 

 

 

「ヒップリフト」

 

鍛える部位は「お尻」です。特に妊活に必要な骨盤底筋群と関連しているので、鍛えてあげたり、日ごろからストレッチをやっていくと良いと思います。

 

「ポイント」

①腰をあげる時はお尻をギュッとしめる。

②体を反りすぎないこと。

 

①の「ギュッ」としめる感覚を掴みたい場合は、お尻に力が入っているか手で確認をしながら行うと、刺激が入りやすいです。

 

②での理由は、反りすぎてしまうと背中や腰を痛めてしまう場合があります。腰を上げた時にお尻から太ももが真っ直ぐになる位がベストです。

 

目安は、10~15回を1セットとして、余裕がある方は2セット、3セット行いましょう!

 

 

 

「スクワット」

 

主に、下半身の筋肉が鍛えることができます。

スクワットは妊活に必要なお尻の筋肉や腸腰筋を使うことができます。

下半身を使うことで、子宮への血流がアップしやすくなります。

 

1 足幅は肩幅程度で良いです。

*足幅を狭くすればするほどきついので可能な範囲で行う事をオススメします。

2 背筋を伸ばし、お尻を後ろに突き出すように、腰を下ろします。 元の位置に戻します。

 

目安は10回を1セットとして慣れてきたら2セット、3セット行いましょう!

 

 

妊活だけに限らず、どなたにもおすすめの筋トレですので、是非試していただければ嬉しいです。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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